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きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010
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なんと!2年以上更新していなかった。
実家とは疎遠にしているが、年に数回訪ねる度に
色々とシュールな展開になっていて(具体的に書くと身バレしそうな位)
これから一体どうなるのかと不安に思う反面
もうなるようにしかならないさと開き直る心の強さができてきた。



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このブログ始めてもうすぐ3年。

たくさんの方に読んでいただき、コメントをいただいて
本当にありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

*          *            *

実家の家族が年を重ね、過去を振り返るより
現実と向き合わなければならない事が出てきている。

記事にしていない過去ネタ、まだたくさんあるんだけど・・・。
思い出しながら書くのが思いのほかしんどくて
更新のペースがゆっくりになってしまっているので
決着がついていない現在進行形の問題を
書いていこうかどうしようか・・・。

振り返りじゃないからブログのタイトルを変えようかな~とか
迷っている・・・。

*          *            *

心の中で迷走しつつ、現実世界では元気ハツラツで頑張っております。


 

拍手[9回]

スーパーのレジに並んでいると隣のレジに
年配のご夫婦と私と同じくらいの中年女性が順番を待っていた。

女性は知的障害のある方らしく、レジの横にある雑誌を取って
カゴに入れようとするのを母親らしきご婦人に止められて
あぁん、あぁ~んと駄々をこねていた。
ご婦人が雑誌を棚に戻すと女性はあぁん、あぁんと言いながら
腕を回し始めた。
カゴを持って並んでいたご主人がさっと女性の所へ行き
肩を抱いて静かに言い聞かせながら移動して行った。
その間にご婦人がレジで支払いを済ませ、何事もなかったかのように
帰って行った。

素晴らしい連携だ。


小学校高学年だった私は、あれを一人でやっていたんだ。
もちろんあのご夫婦のような対応はとれていなかった。
弟の駄々はあんな可愛いものではなかったし。
店中響き渡ってるのではというほどの声量で
ギャーッと叫び床の上でのたうちまわっていた姿を
今でもはっきりと思い出せる。

父はスーパーに買い物に行くような人ではなかった。
あのご夫婦のように一緒に買い物に行った事などなかったと思う。

母は買い物に行くにも何をしでかすかわからない弟を
家に置いて行くわけにはいかなかったのだろう。
そして買い物の度に大変な思いをしていたに違いない。
その大変な思いを自分一人で背負うのに耐えられなかったのか
私にもしばしば弟を連れて買い物に行くよう命じた。
おつかいが目的なら私一人で行かせれば速やかに済ませられるのだから。
もしくは、母と私二人で弟を連れて行けば、先のご夫婦のような連携プレーだって
できたであろうに。

なぜ、私が、ひとりで弟を連れておつかいに行かなければいけなかったのか。

拍手[6回]

風邪をひいてしまい近所の内科医院に行った。
この季節、予想通り激混み。

今日は待ち時間長くなりそうだと思い
この医院の待合室にある
「光とともに」の単行本を読みながら待つことにした。
普段から読んでみようかなと思いながら手に取ったことが
なかったのだ。

そこにあった中で最新刊の15巻を読んでみた。

*           *            *

他の巻ではどうなのか知らないが
父方の祖母が健常児の妹ばかり贔屓する
ヤな感じの人として描かれていた。

ほとんどの読者はこの祖母を
嫌なヤツって思うのかな。

私は違う。

健常児の妹にとって
このおばあちゃんの存在は宝だ。

妹にとっておばあちゃんは
自分を気にかけ無条件に可愛がってくれる
本当に本当に大切な存在だ。
きょうだい児が育っていく過程でどうしても
足りなくなりがちな
「大人からの愛情」を
このおばあちゃんは見事にフォローしてくれているのだ。

いいおばあちゃんじゃないの!

ウチなんかはきょうだいまとめてハブにされてましたから。

http://wish.yotsumeyui.com/Entry/51/

きょうだい児は、親にとってヘルパーとして見られがち。
意識的、無意識的にかかわらず。
もう一人の子どもではなく親と並んだ位置に
立たされてしまいがちだ。

そんな中、自分をひとりの子どもとして扱ってくれる
大人がいれば、きょうだい児が心身共に健やかに
育っていく大きな助けとなるのではないだろうか。

おばあちゃん、これからもずっと花音ちゃんのこと
可愛がってあげてください・・・と心の中でつぶやいた。



拍手[14回]

放映されてから随分日が経ってしまったが
私が感じたことを書いておこうと思う。


映画「ちづる」について、きょうだいの方が

「何も感じなかった。」

と おっしゃっていて
それを監督が納得されていたことにとても共感した。

きょうだいの方はお姉さんが自閉症だ。
たぶん
余所の家のホームビデオを延々と見ている感じ
ではなかったかしらと思うのだ。

私はちづるの予告編を見た時
これを、家族に自閉症者のいない人が見たら
面白かったり、興味を感じたり、
驚いたり感動したりするのだろうかって
ぼんやり考えていた。
私も何も感じなかったんだ。

病児きょうだい児の方はきょうだいが亡くなってしまえば
それで一旦終了なのかと漠然と思っていたのだが
そうではないことを知った。

病気のきょうだいが亡くなった後に、母親から
「あんたが死ねばよかったんだ」と言われた方のメールが
紹介されていた。
なんてことだ・・・。言葉が出ないよ、もう。

責められているようで辛いという親側の意見も紹介され
きょうだい達の悲しそうな表情がいたたまれなかった。

きょうだい達は誰も親のことを責めてなんかいないのに。

きょうだい達はただ

ずっとずっと

辛かったり 悲しかったり 痛かったり 悔しかったりして

そんな気持ちを誰にも言えず

我慢して我慢して我慢して

そうやってなんとか大人になって

でも、今もやっぱり

辛かったり 悲しかったり 痛かったり 悔しかったりして

ただただ

自分も障害や病気のきょうだいと同じ様に

親から愛されたい

愛されたい

それだけだと思うのに。




拍手[33回]

Eテレでやっていたきょうだいの特集を見た。

顔も名前も出してTV出演された方々、すごいと思った。
家族との関係が比較的上手くいっているからこそできる
事なのかもしれない。
だとしても、すごい勇気だと思う。

今まで知られずにきたきょうだいの存在を
テレビというマスメディアで広く知らせてくれたのであるから。

ただ、なんだか綺麗にまとめられてしまっている感じは
否めなかった。

2日目は、仮名の男性と顔を隠し声を変えた女性が出演されて
ぐっとリアルな感じになった。
数多いきょうだいの心の叫びを代弁してくれたような気がする。

きょうだいの問題は複雑だ。

障害の内容や程度、親の考え方、
親戚や学校など周りの人間の接し方によって
きょうだいの環境は大きく変わって来る。

悩みの内容も様々だ。
ネグレクトに近い放置や、身体的暴力、
そして性的暴力、
将来を制限するような周りの人間からの圧力、
成人してからは結婚の問題、親なきあとの問題等・・・。

一生続くのだ。

今まで影の存在だったきょうだい達。

この番組によってきょうだいの存在を知った人達が
きょうだいに目を向けるようになって
少しずつでも苦しみから救われるきょうだいの数が
増えていきますように。







 

拍手[24回]

四十ウン年生きてきて、耳にタコができるほど言われたのが

「お母さんを助けてあげてね」

「下弟君を助けてあげてね」

「❍子さん(母)はあなただけが頼りなのよ」

こういった数々の言葉。

主に母の兄弟姉妹から言われるのだが

そんなこと、言われなくても百も承知です!

「下弟君はいい子なんだから」

「下弟君は下弟君なりにいろいろ考えているのよ」

んなこと、言われなくても分かってます!

彼らは知らない。見たこともない。

成人した下弟が上弟や母に手を挙げるのを。

パニックを起こして暴れ回るのを。

私に性的嫌がらせをしようとしたことを。

父が入院した時、亡くなった時も

「あなたがしっかりしないと!」と言われた。

何も知らない外野の人達、何だって言えるよね。

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