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きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010
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はじめまして。
私には知的障害を伴う自閉症の兄弟がいます。

最近になってきょうだい児という言葉を知りました。
そして、ウェブ上で語られる、きょうだい児達の苦しみや悲しみを
たくさん目の当たりにしたのです。

リアル世界では知り合ったことのない、自分と似た境遇の人が
こんなにいるなんて!驚きました。

私は結婚して子どもにも恵まれ、今は穏やかに毎日を過ごしていますが

時々言いようのない不安感に襲われたり
先のことを考えて落ち込んでしまうこともあります。

自分自身の心を、昔を振り返って整理すること、

どこかにいるきょうだい児の方々に
少しでも心の励みにしていただけたらと思い

(実際いろんなきょうだい児の方のブログを読ませていただき
私だけじゃないんだって勇気をもらいました。)

このブログを始めることにしました。

リアルの世界では言えない本音や
私が今まで体験したことを少しずつ思い出しながら、
綴っていこうと思います。

拍手[51回]

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久しぶりにリンクしていただいているかなさんのブログを見たら
まさに私が最近考えていた事が記事になっていて驚いた。

自閉症のきょうだいに限らず、かなさんや私のように
奨学金とバイトで大学を卒業した人はこの世にたくさんいるのだろう。

しかしそれに加え、それ以上の事を求められるきょうだい児が
結構いるのではないだろうか。

私が大学を卒業して就職した時に母から言われた言葉は

「本当ならあんたは高校を出たら働いて給料を家に入れていたはずなんだ。
 少なくとも年100万は入れているだろうから4年で400万の損害だ! 
 すぐ返して!」

であった。

自分の子供たちがあの頃の年齢になってみて
母はなんて事を言ったんだと愕然とする。

つい最近もちょっとした用事があって電話した時に
今までいろいろしてやったお金を返せ、と言われた。

郵貯の養老保険の満期金と父の相続放棄でチャラだと
勝手に思っていた私が甘いのか。

しかしながら法的に支払の義務はないと思うので
聞き流すしかない。

拍手[10回]

なんと!2年以上更新していなかった。
実家とは疎遠にしているが、年に数回訪ねる度に
色々とシュールな展開になっていて(具体的に書くと身バレしそうな位)
これから一体どうなるのかと不安に思う反面
もうなるようにしかならないさと開き直る心の強さができてきた。



拍手[11回]

娘を実家に連れて行かないと宣言してから
数年の月日が流れ、娘が中学生になってしばらく経った
頃のことだ。

娘が友人と下校中に下弟に声をかけられたと言う。

子ども達の通学路と弟の通勤ルートは自宅から数百メートルの
場所にある交差点で交わっている。
そんな事で偶然顔を合わせたのだろうかと思ったが
声をかけられたのは自宅のすぐそばだったようだ。

当時の帰宅時間は、娘、私、息子、夫(かなり遅い)の順だ。
息子に登下校中に弟に会ったことがあるかと聞くと
今まで一度もないと言う。
私は定時で帰る時は会わないが少し遅くなった時に件の
交差点で見かける事はある。
しかし弟は私に声をかけられるのが嫌なようで
信号が変わると自転車をこいでサーッと走り去って
しまうのであった。

もしかしたら弟は娘が帰宅するのを近所で待っていたの
だろうか?

で、どうするつもりだったのだろう?
友人が一緒だったせいか弟はそのまま走り去って行った
ようだが。

私は母に電話してこのことを話した。

母は弟は娘の事が可愛くてただ顔が見たいだけで
過去の事だって、娘の事が可愛くて刺激的な言葉を
言ってしまっただけなんだと言った。
実際のところ本当にそういうことができるかどうかなんて
わからないし、とも言った。

当時の娘は小さかったが、今は中学生になって
叔父が自分に対してどんなに恐ろしい言葉を吐いたかを
その内容について十分理解している。
実際に性行為ができるできないなんて事は
この場で議論する内容ではない。
やっぱりいくら言ってもわかってもらえないのか。

今後も仕事帰りに待ち伏せのようなことをするのなら
家を売って引っ越します、と言った。

それからまた数年が経った。
今のところ家を売って引っ越さずにすんでいる。



拍手[11回]

父が亡くなってから娘が私の実家に行くことはなかったのだが
その日はたまたま娘が家にいて、母が娘にケーキを買って
おいてくれてあるというので連れて行ったのだ。

母と私は父の法事についていろいろと打ち合わせをしていた。
そんな時に下弟が居間に入って来た。
娘を見て興奮したのか
卑猥な言葉を言いまくったのだ。
娘ちゃ~ん、おっぱいもみもみしちゃうぞ~
動画でセックスしてるの見た~。
服脱がしてセックスしてた~。
などとセックスと言う言葉を連発。

帰り道、娘が言った。

「私もうおばあちゃんちには行かない。気持ち悪い。」

当時の娘はまだ小学生。
しかし、叔父が自分に対して性的な興味を持って
接してきていることがわかったようだった。

私ははっとした。

弟が卑猥な言葉を言い始めた時
私はすぐ席を立って娘を連れて退去するべきだったのだ。

弟の大声の独り言、卑猥な独り言に慣れてしまっていて
母も私もたいして気にも留めていなかったのだ。

娘にとっては耐え難いほどの異常事態であったのに。

「ごめん、ごめんね。」
私は娘に謝るしかなかった。

すぐに母に電話して話したが
「下弟くんは娘ちゃんのことが可愛くて言ってるだけなのに。」
と娘や私が過剰反応しすぎだと言わんばかりであった。

「もう連れて行かないから。」と言うと
母は
「仕方ないね。」
と言った。

拍手[9回]

とある掲示板を読んでいて
これは気の毒だ、と思った。

会員制の掲示板なのでリンクが貼れないし
コピーして貼り付けるわけにもいかないので
私の言葉で書いておこうと思う。

相談者は義兄が自閉症。
自分の身の回りの事は自分でできるようなので
知能の遅れは比較的軽いようだ。

夫との間には2歳の娘がいる。

義兄がここ最近性的なことに興味を持ち始め
夫や自分に対して女の子の下着を見せてとか
ハイレグを見せてくれなどと言う。
あげくは2歳の娘のおむつ替えや着替えを
覗くようになった。

義父までが一緒に見ている。
その上、娘のお風呂上がりの裸のムービーを
撮らせてくれと言ってきたことも。

義兄はTVに好きな女の子が写っていたりすると
家族の前で平気で性器を出し触りながら大声で
喚いたりする。

義両親と夫はいつものことだと気に留める
様子もない。

これから第2子の出産を控え、夫が娘を連れて
実家に泊まりに行くのが不安で仕方がない、というもの。

*          *         *

私の弟は幸いロリータの気がなかったので
娘が小さかった頃、特に心配な言動はなかった。
ただし、娘が成長したら注意が必要だとは思っていた。
うちの場合、父がまともな人間だったのと
弟は父を怖れていたので、父が最も可愛がっている
私の娘に構うことはなかったのだ。

父が元気だったうちは。

*       *       *

本当に本当に心配だ。
相談者の夫に気づいて欲しい。
異常な出来事も続いていると普通の事になってしまう事を。
大の男が人前で性器を触りだす事がどれだけ異常なことで
あるかを、気づいて欲しい。

*        *        *

弟は父がいなくなった後、娘に対しての性的関心を
顕わにした。

私は二度と娘を実家に連れて行かないと母に宣言した。

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従姉妹が結婚することになり
親戚の家にお祝いを持って行った時のこと。
伯父が珍しく駅まで車で送って行こうと言った。
ありがたく送ってもらうことにしたが
最寄りのJRの駅ではなく、私がいつも利用している
私鉄の駅まで行こうと言うので
何か話があるんだな、と思った。

予想通り伯父は運転しながら私に頼みたいことがある
と言った。

その頃、下弟は養護学校高等部3年生。
就職活動中であった。

伯父が言うには

自分のつてで、とてもいい所がある。
ただし、自宅から通うことができないので
寮に入ってもらわないといけない。
ところがあなたの父親がどうしても首を縦に
降らないとあなたの母親が言っている。
あの人(父)は自分達親戚の言う事なんか聞かないから
Murphyから説得してもらえないだろうか。

なんだそれ?と心の中で思った。

母は父が何と言おうと自分が決めたとおりに
物事を決める人だ。今までずっとそうだった。

母はこの就職話を父のせいにして断っているのだ。

母方の親戚である伯父は母の話を全面的に
信用しているようだ。

父は関係ないです、母の考えなんです、なんて
母方の親戚である伯父に言ったら
母がどんなに怒り狂うかと考えたら
当時の私にはとても言えなかった。

蚊の鳴くような声で
「無理です・・・」
と言うのが精いっぱいだった。

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