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きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010
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父は私が地元に戻って程なくして逝ってしまった。

がんだった。
入院した時点で末期だったので
たった数ヶ月のことだった。

私は毎日、仕事帰りに父の顔を見に
病院に寄っていた。
とりとめもないおしゃべりをしていたのだが

その日は父がぽつりと言った。
「お前はかわいそうだった。
いろいろと辛い思いをさせて。
お父さんもなんとかしてやりたいとは
思っていたんだが、うまくいかなかった。
本当に悪かったなぁ。」
父がそんな風に言うのは初めてだったので私は驚いた。

「やだなぁ、お父さん。まぁ確かに大変な思いはしたけど
お父さんはいつも私の味方でいてくれたし
悪かっただなんて、言わないでよ~。」と返したら

「そうか・・・。」と父は呟いていた。

それからしばらくして、父は旅立っていった。

それから何年も経つが、
「悪かったなぁ・・・」という父の声を思い出す。

思い出すたびに涙が出そうになる。






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きっと、絶対。
お父様は「いつも私の味方でいてくれた」と
言ってもらえて、救われたと思いますよ…
安心して旅立たれたと思います。

きっと、今も見守ってくださっているでしょう☆
かな 2010/04/12(Mon)14:19:51 編集
そうですね
コメントありがとうございます。

「親孝行したい時には親はなし」
なんて諺を思い出すこの頃です。

父は私の子ども達、孫を
可愛がる事が出来たので
それが唯一の親孝行だったかなと
思っています。

今も見守っていてくれるかな。
Murphy 2010/04/15(Thu)11:40:43 編集
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