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きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010
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下弟は3歳の時自閉症と診断された。
(経緯については、私がまだ小学校低学年だった為、
詳しい事は知らされていない)

療育機関を紹介された親が
下弟を連れて合宿に行ったことがあった。

私と上弟は家で一週間留守番することに。
母は一週間分のおかずを用意して
月曜日の分、火曜日の分、とハンバーグや餃子などを
タッパーに詰めて冷凍庫に入れて行ってくれた。

お風呂沸かしたり、ご飯炊いたりといった
ひととおりの家事はこなせたので
自分的にはさほど心配していなかったのだが

両親は心配だったのだろうか、
おばあちゃん(母の母)を
呼んで一緒にいてもらうことに。

しかし、小学生2人の目から見ても
祖母が嫌々来ているのがまるわかりで
来なくてもいいのに・・・って思っていた。

そんな私と上弟の様子を見てか
祖母は3日目には帰って行ったのだが。

帰る前に、近所の商店街に出かけた祖母、
何か買ってきたと思ったら
内孫(私にはいとこにあたる子)への
お土産(赤いダウンジャケット)だった。

当然だが我々には何もなし。

居間の床に広げて
「サイズがあってるかしら?」と
言っている祖母を見て
私と上弟が複雑な気持ちになったのは
言うまでもない。

それを両親に話すことはなかった。

無意識に
話したらいけない事だって思っていたのだろう。
話すことで余計自分がみじめになるような気が
したのかもしれない。

大人になってから、上弟と
こんなことがあったねぇと
振り返るエピソードのひとつ。

 

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