きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010          			
		
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私が大学に行って家を空けている間に
下弟は随分と背が伸びて、少年から青年になった感じだった。
中学校を卒業した下弟は養護学校の高等部に進んでいた。
そのころ、弟と同じ自閉症のAくん(仮名)を時々見かけた。
Aくんは下弟より少し学年が上の子だった。
自転車に乗ってウキウキと走っている。
母に
「最近Aくんをよく見かけるね。」
と話すと、
Aくんは養護学校を卒業後作業所に通っているらしいのだが
通勤時に見かけるある女性を好きになってしまい
今でいうストーカー行為をしているようで、双方の親御さんが大変
困っているということだった。
ある日見てしまった。
Aくんが窓の下に立ってロミオとジュリエットのロミオよろしく
そこの家の女性と思われる名前を叫んでいたのである。
「○○さ~ん、○○さ~ん!」
私はいたたまれない気持ちになってその場を立ち去るしかなかった。
うちの弟も、もう少し大きくなったら同じような事するんじゃないだろうか?
背筋が凍るような気がした。
その頃の下弟は、当時人気のあったアイドルグループの雑誌を買ってきては
付録のポスターを部屋に貼り
「○○ちゃん、大好き~♪」
と言っては
ポスターにチューッとやっていた。
母は、Aくんのこともありそういった面で余所の人に
迷惑をかけぬよう、注意を払っていたようだ。
しかし、
私自身が恐ろしい目にあうことになろうとは
その時は予想できなかった。
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