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きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010
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ある時、職場の人に言われた。

「Murphyちゃんってどうしていつも怒っているの?」

いえ別に、私何も怒ってませんけど?と言うと

「だからさ、その言い方がさぁ、噛みつくような感じじゃないの。」

と言うのである。そして

「もっと普通に話したらいいんだよ。皆Murphyちゃんの敵じゃないんだから。」

そうかぁ?私怒ってるか?と思って、はっとした。

母の口調が移ってる。

いつも何かに怒っている。
何を言われても噛みつくような口調で返事をする。
まるで世の中の全て、自分を取り囲んでいる全てのものが
敵であるかのように。

あぁ、そうか。まずかったな。
自分では普通に話しているつもりでも、周りの人にはそうじゃなかったんだ。

母は外では普通に話しているじゃないか。
家では家族に怒っているけど。

それから意識して穏やかに話すように心がけるようにしたら
不思議なことに周りの雰囲気が変わってきた。

言葉って不思議だ。
ギスギスした言葉を吐いていると心もギスギスしてくる。
優しい言葉、穏やかな言葉には優しいこと、穏やかな人が
集まってくる。

当時の母は何かにつけ本当に大変な思いをしていたのだろう。

ただ、それもある程度は、彼女が吐いた言葉が
呼び寄せていたんじゃないかと思うのである。

事実としてあの頃、家族のだれもが八方塞の気持ちに
なっていたことは確かだ。
しかし、同じ危機的状況でも心の持ちようで違ったことに
なっていたのではないかという気もするのである。

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無題
確かに、そのとおりかもです。
怒る、っていうのは自分自身が一番傷つくし
嫌な言葉は言った自分が一番聞こえるから
いつも怒ってると
良いことはないですよね。
誰だって
優しい人とつきあいたいし。
うちの母はずっとやさしかったのですが
うつ病の間は嫌なことばかり言っていました。
もしかしたら
ず~っと怒ったり、言葉遣いがちょっときつい人は心に傷がついているのかも・・・と、その時思ったものです。
さきさわいずみ 2010/06/22(Tue)15:40:00 編集
さきさわさんへ
優しいお母様もうつの間は
嫌な事おっしゃったりしていたのですか。
私の母も当時はちょっとノイローゼ気味
だったのかもしれませんね。
ヒステリーもすごかったし・・・。
ず~っと怒ったり言葉遣いがきつい人は
心に傷がついているかも・・・
そうかもしれませんね。
そう考えれば、キツイ人にも優しい
気持ちで向き合えるかも。
Murphy 2010/06/23(Wed)09:08:04 編集
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