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きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010
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今朝は寒い。気が付いたら来週はもう11月。
このブログを始めた頃も寒かったっけ。

カウンターがいつのまにか3000カウントを越えていた。
いろんな方がこのブログを見ていて下さる。
検索で来て下さる方や、私が他の方のブログに
置いて来たURLから来て下さる方、リンク先から
来て下さる方、ブックマークして下さっている方・・・。
読んでいただきありがとうございます。
拍手からコメント下さる方もいらっしゃって。
お返事ができずすみません。
ここでまとめてお礼を申し上げます。
これからもよろしくお願いします。

*            *              *

最近いろいろと体調が悪い。
PCのやりすぎか、右の背中から肩、腕にかけて
痛みがある。整形外科にかかり肩に注射を打ってもらい
少し楽になったのだが、肺に何か写っていると言われた。
内科に行って胸部X線を撮ってもらった。異常なしだった。
それからすぐ、健康診断でバリウム飲んだら、こんどは
胃の粘膜に異常があると再検査にひっかかった。
来週胃カメラ飲むことになった。

体調がいまいちで夜熟睡できていないのか
明け方にシュールな悪夢を見て起こされる。
目覚ましが鳴るちょっと前にはっとするので
寝覚めがいいといえばいいのだが
こう毎晩だと疲れる。

ふいに昔の事を思い出して胸の奥が詰まったような
イヤ~~~な感じがする。

ご飯は普通に食べられるし、日常生活は送れているのだが
なんだか苦しい、辛い。

実家から離れて20年近く経つ。
私の中ではもう終わったことだと思っていた実家の家族との関係。
振り返って文章にしてみると、まだ終わっていないのではと
感じるようになった。

どうしたらよいのかと思っても
今更親やきょうだいに何を言っても無駄だと言う気持ちがある。
そして、このような匿名のブログで、家族の事を(親的な表現にすれば
家族の恥を)不特定多数の人達に向けて書いている自分に罪悪感のような
ものを感じている。

家族に関わり合いたくないなんて書いている
私って酷い奴だって思う。

今の私には、私の家族がいて、
それは私がなんとしても守りたい大切なもの。
絶対に守りたい穏やかな生活。

今の私は、毎日ニコニコして暮らしている。
なのに、心の底にはまだ黒いドロドロした気持ちが残っていたんだ。

全部吐き出したい。
でも吐き出したからってどうなるんだと言う
自分の中のもうひとりの自分がいる。

辛い・・・


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お久し振りです。
寒くなってきましたね、体調いかがですか?

私も、実は去年大病をしまして、手術や投薬治療をしていました。ようやく経過観察になったんですけど、ストレスをためずに再発を防ぎ、何としても今のこの穏やかな生活を守りたいと思っています。

私も、ブログの記事の更新頻度に波があります。でも、それはどうしようもないことだと思うようになりました。
Murphyさんが、また書きたくなったときに書けることを書けるだけ、書いてくださいね。
いつか共著できょうだい児の体験談の本でも出したいですね。
どうぞご自愛くださいね。
かな 2010/11/07(Sun)06:30:09 編集
かなさん、お久し振りです
コメントありがとうございます。
ここ数日急に寒くなってきましたね。

かなさんが大病されたことは
過去記事のコメントを読んで
なんとなく知っていました。
大変な思いをされたのですね。
現在は経過観察になったとのことで
なによりです。

過去の辛いことや自分の心の中の
ダークな部分を見つめて、それを
文章にすることって思ったより
大変な作業なのかもしれません。

PCに向かう時間を減らして
キッチンに立ってお菓子を作ったり
友達を誘ってお茶飲んだりして
気を紛らわせています。
おかげで悪夢で飛び起きる頻度が
減りました。

かなさんと共著で本を出せたら・・・。
そんなふうに言っていただけて光栄です。
私の文章力を、もうちょっと上げないといけないですね。(汗)
寒くなってきましたのでかなさんも
お体ご自愛くださいね。
Murphy 2010/11/08(Mon)10:03:56 編集
無題
つらい過去を思い出すのは大変な作業ですよね。

きょうだい児の思いを聞かせてくれてありがとう。
お礼を言いたいです。
アリッサム。 2010/11/18(Thu)13:29:34 編集
アリッサムさんへ コメントありがとうございます。
辛い事を思い出してそれを
文章にするのは、思ったより
大変な作業でしたが、気長に
コツコツ続けていこうと思っています。
今まさに大変な思いをしているきょうだい児の方々や、アリッサムさんのようにきょうだい児を
育てていらっしゃる方に読んで頂けるのなら
この作業は無駄にならない筈って。

アリッサムさんのブログには本当に
心癒されてます。
これからもよろしくm(_ _)mです。
Murphy 2010/11/19(Fri)11:29:24 編集
共感しました
自分のことのように、うなずきながら読みました。

生家を離れて何十年経っても、
いまだぬぐい切れない辛さ。
ブログで吐き出さずにはいられないけれど、
吐き出せば吐き出すほどに、
そんなドス黒いことを思う自分を責める気持ち。
吐き出したからといって今さら何にもならない、
もっと建設的なことにエネルギーを向ければいいのにと、
また自分を責める気持ち。
それでも吐き出さずにはいられない。
そんな、なんともいえないモヤモヤが、わたしにもあります。

先日、近所の障害者施設のバザーに行きました。
大勢の障害者と、年老いたその母親たちの姿を見て、
わたしの母親もこのようにして、
長年、手の離れない子育てを続けてきたのだなぁと、
なんともいえない気持ちになりました。

やはり家族に対しては何も言えません。
わたしの辛さは、墓場まで持っていくしかないなぁ…
MARU URL 2010/11/30(Tue)13:30:36 編集
MARUさんへ コメントありがとうございます
実はMARUさんのブログ、以前から
読ませて頂いていました。
「分かった顔をするな」という記事が
きょうだい児の検索でヒットしたのです。

SNSのきょうだい児のコミュニティの場で
私も同じ事を感じていましたので
非常に共感いたしました。
そして以下の文章に思わず涙してしまいました。

「大人になったきょうだい児相手に、わかった顔をアピールしてる暇があったら、
目の前の、子どもに目を向けてください。
どうか。
障害児に向けるエネルギーの、ほんのわずかを割いて。
親を、きょうだいを、守ろうとして必死な、きょうだい児の目をしっかりと見つめて、
1分だけでいいから、抱きしめてやってはくれないだろうか。」

コメントをつけようと思ったのですが
MARUさんが書かれた他の記事を読んで
衝撃を受けてしまい、私なんかが能天気に
共感しましたなどと書いてはいけないのでは
ないかと思い、読み逃げしてしまいました。
その後もちょくちょく訪問させていただいてまして、
”隠れファン”でおりました。

なので、私のブログをMARUさんが見つけて下さり、コメントまでいただけたことに驚き、感激しています。

私はMARUさんがご自身の家族について
書かれていることを、息をのんで読んでいました。ここまで書ける強さってすごい、すごすぎるって思っていました。
でもMARUさんも私と同じ様にモヤモヤを
感じていらしたのですね。
やはりこの辛さは墓場まで持って行くしかないのでしょうか。



Murphy 2010/12/01(Wed)10:38:48 編集
お返事ありがとうございます
Murphyさま

SIBGATEでここの存在を知り、読ませていただきました。

エントリへのご感想、ありがとうございます。
腹が立つあまりの言いたい放題でしたが、
たとえ1分でも、きょうだい児にとっては、
かけがえのない思い出になるだろうと。

SNSのきょうだい児コミュニティは、
親御さんの参加率も高く、
辛かったことを吐き出すメンバーに説教をする
優等生タイプのきょうだいもいたりするので、
わたしにとっては、本音では語れない「要武装地帯」です。

・過去の辛かったことを分かち合う目的の
 当事者の自助グループ
・福祉制度など生活面で役立つ情報提供をする
 グループ
・現役子育て中の障害児の親御さんとともに
 きょうだい児の支援を目指すグループ

など、目的別にグループが分かれてくればよいと思いますが、
きょうだい児という言葉自体、最近になってようやく広まってきた程度ですから、
参加者の意識も、まだ棲み分けができるほど成熟していませんね。

ブログを訪れてくださっているとのこと、ありがとうございます。
家族に関することは、すべてがこんがらがった状態で苦しかったので、
とりあえず、もつれたまま全部、一度吐き出すしかないなーと。
で、ドドッと吐き出しながら、自己嫌悪や罪悪感でしょんぼりしています。
きょうだいという立場の方が共感してくださるのは、本当にうれしいです。

夫やカウンセラーからは、
「一度、親に気持ちをぶつけてみたら」と勧められてきました。
話すなら、母ではなく父にだなぁ。でも、今さらなぁ。と迷ううちに、
70代半ばとなった父は、認知症が疑われる状態になりました。
あちゃ~、遅かった。
ま、仕方ないですね。

差し支えなければ、リンクさせていただけたら…と思います。
ご一考ください。
MARU URL 2010/12/01(Wed)17:12:29 編集
ありがとうございます
MARUさま

SNSのきょうだい児コミュニティが
「要武装地帯」って、ピッタリの表現ですね!
すごく良くわかります。
優等生タイプのきょうだい児の方々も、本当に
親の愛情を受けて健やかに成長してきた人もい
れば、完全に親のコントロール下、洗脳された
状態なのかなと思われる人がいる気がします。
肩をゆすって「本当にそう思ってるの?本当に
それでいいの?」と問い詰めたくなる時があり
ます。

目的別にグループが分かれてくると本当に
いいですね。
私の世代だと親亡き後のことについて情報
交換をしたいですし、思春期の今まさに嵐の
ような厳しい日々を送っているティーンエイ
ジャーのきょうだい達には、自分を守るため
の知恵を少しでも知らせあっていけたらと
思います。
まだまだこれからなんでしょうね。

今までの思いを親にぶつけることは
私は諦めてしまいました。
父は亡くなってしまいましたし
母には何を言ってもこちらがますます
辛くなるだけのような気がして。
本などをよむと親と対決することを
勧めているものが結構ありますが、
私には難しいことです。

リンクの件、ありがとうございます。
どうぞよろしくお願いします。
Murphy 2010/12/02(Thu)10:33:15 編集
共感します
Murphyさま

たしかに、優等生タイプのきょうだい児にも、愛されて育っただろう方と無理してる方がいますね。
きちんと愛情を受けてきた方には安心して関われますが、無理のある方とはコミュニケーションがとれませんね。
肩を揺さぶって問い詰めたくなる気持ち、すごくわかります!

ま、きょうだい児でなくても無理のある人とは付き合いづらいものですし、わたし自身もまだまだ無理のある人間なので、たぶんお互いに危険な存在だろうと思い、洗脳系(?)の方とは関わらないように気をつけています。

最近参加し始めた、きょうだい会では、障害のある同胞と親のダブル介護や、親亡き後のことなど、40代のわたし(Murphyさんもですか?)にはリアルな問題も聞こえてきます。
でこぼこしながら自分の人生を手探りし、ようやく落ち着いて人生前半を振り返ることができるのが、40代という年齢かも知れませんね。
本当は、学齢期、思春期、青年期の若いきょうだいたちに、すぐに届く支援があればいいのでしょうが。

親との対決は、わたしも諦めています。
周囲に勧められたことで、自分の中で検討する機会になったのは、よかったですが。
検討の結果、やはり無理。特に、母は無理です。

リンクさせていただきました。
ありがとうございます。
MARU URL 2010/12/02(Thu)20:55:27 編集
ありがとうございます。
MARUさま

早速リンクしていただきありがとう
ございました。こちらにもリンクを
貼らせて頂きました。よろしくお願い
しますね。

私も40代ですよ~。
50代に近づきつつある40代です。
現在は幸い私の母も夫の両親も
それぞれ元気にしておりますが
いつかは介護について具体的に
決めなければならない時が来ると
思っています。
ただ、自分自身が本当に辛かったのは
10代後半から20代後半なので
その年代の人が気軽に受けられるサポートが
あればいいのにと思います。
私は第一子なので幼少期は平和に過ごしたのですが、第一子が障害持ちの第二子第三子のきょうだいは物心がついたときから大変な思いをしている
子もいるのでしょうね。MARUさんは長女で
第三子ですよね。一番大変な立場だったのでは
ないでしょうか。MARUさんの過去記事の内容を
思い出すと胸がぎゅっとなります。
Murphy 2010/12/02(Thu)22:04:03 編集
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