忍者ブログ
きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010
〓 Admin 〓
<< 02   2017 / 03   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31     04 >>
[57]  [56]  [55]  [54]  [53]  [52]  [51]  [50]  [49]  [48]  [47
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

毎日のぞいている掲示板で見た、ある人のHNを見て
ふっと思い出した事を書いてみようと思う。
そのHNはある食べ物の名前。

私が高校生の頃、授業中にノートを回して
リレー小説を書く事が流行っていた。
ひとり1文か2文ずつ話を書いて近くの席に
回していき、授業が終了するときに完結させるのだ。
男女関係なくノートが回って来て、書きたい人が書き
参加しない人はそのまま次の人に回していくという
ちょっとしたクラスの娯楽。
ネタはその授業の先生だったり、TV番組だったり
内容は軽いもので、休み時間に皆で書きあがったものを
読んで笑うというものであった。

ある日私のところにノートが一冊回ってきた。
いつものリレー小説かと思い、読んでみると
なんだか変だ。

それはどうやらクラスのある女子の交換日記だったようだ。
クラスメートの悪口ばかりが書き連ねてあった。
気がつかずにリレー小説だと思って読んでしまったのは
登場人物が全て食べ物の名前で書かれていたからだ。

しかも、悪いことにそこに書かれていた悪口は
一緒に弁当を食べていた仲間達。
書いていたのもその中の2人。
内容から誰が書いているかも一瞬にして
分かってしまった。
その日の朝、私がその二人と話したことが
書かれていたからだ。

私のことも食べ物の名前(みかん:仮名)で表現されていた。

”今朝、学校に着いたらさぁ、みかんが話しかけてきたでしょ?
OOな事言ってさ~、話し方が気持ち悪いよね、大っ嫌い、
話しかけないで欲しいよ~。”
”そうそう!私もみかん大嫌い~!!!”

OOな事(話の内容)は私からすれば、
「いいお天気ですね。」程度の挨拶だった。
ニコニコして話しておきながら、心の中では
こんな風に思っていたんだ・・・。

私は黙ってノートをパタンと閉じ、
隣の男子に回した。

彼女らの席のちょうど真ん中辺りに
私の席があったのだ。
私を飛ばしてノートを渡すつもりが、
リレー小説だと思って中を見ずに回されたのが
運悪く私の席に来てしまったのだ。

顔は見ていないが彼女らは青ざめていたのかもしれない。
しかし、こんな危険な内容のノート、授業中に人を介して回すか?

なんて浅はかなんだろう。
暇なのか、シアワセなのか・・・。

私は同じ高校にこんな低レベルな人達がいて
しかも、何も知らずに一緒に弁当食べて楽しく語らっていた事に
とても失望した。

他のメンバーに
あの子ら、アナタらのこと、こんな風に言ってるのよと
暴露してやろうかと思ったが、
そんなことしたら彼女らと同じ低レベルだなと思ってやめた。

その頃の私は家が嫌で嫌で、学校で友達と他愛ない話を
することが小さな幸せだったのだ。
その幸せを自分の言動で壊したくなかったのだ。

あのノートは見なかったことにした。

素知らぬ顔で学年末まで毎日、一緒に弁当を食べ続けた。

悪口ペアに対しては、私から話しかけることはしなかったけど。





拍手[9回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
参加しているランキング
プロフィール
HN:
Murphy
性別:
女性
カウンター
ブログ内検索
カレンダー
02 2017/03 04
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
忍者アド
P R
バーコード
Copyright(c) きょうだい児だった自分を振り返ってみる All Rights Reserved.* Powered by NinjaBlog
* photo by 空色地図 * material by egg*station *Template by tsukika
忍者ブログ [PR]