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きょうだい児だった私が今まで歩んできた道   Since 2010
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下弟が保育園児から小学校低学年の頃、たくさん絵を描いていた時期があった。

彼は”光沢と厚みのある紙”に”油性ボールペン”で書く事を好んだようで
私の教科書やノート、地図帳、資料集の裏表紙が、彼のキャンバスとして
ことごとく餌食にされていた。

彼の描く絵はバスや電車、そして自動販売機と決まっていた。
四角いものが好きだったんだろうか。
自販機は正面から見たものばかりだったが、バスや電車は
デザイン画のように、側面から見た図、正面、背面から見た図が
きっちりと描かれていた。
かなり細かい部分まで描かれており、
「よく見てるなぁ。」と感心するくらいだった。
覚えているのが、実家の近くを走っていた路線バスの絵。
オカモトのゴム製品の広告があって。
人差し指と親指で作った輪っかのマーク、その下にアルファベットで
SKINLESSとちゃんと書いてあったのだ。

思わずぶっと噴き出してしまった。

母は
「この子は絵の才能がある。天才かも。」
と喜んでいた。

でも本音を言うと、母には、人の持ち物には
勝手に油性ボールペンで絵を描いてはいけないって
ちゃんと教えて欲しかった。

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